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2008年02月04日

2008/2/3礼拝メッセージ

2008年2月3日の礼拝メッセージの要約です。
ルカの福音書16:19~31
「大きな淵」

1. ある金持ち
 このたとえの「ある金持ち」とは,イエスの話を笑った「金の好きなパリサイ人」たちのことでしょう。彼らは自分で自分を正しいとする人々でした。それは,神という存在を抜きにした時の,人間の姿そのものです。絶対的な存在である「神」を無視したとき,人間は,神以外のものを絶対化する傾向があります。目に見えるものや権力,富,それらを私たちは「神」とすりかえてしまうのです。

2. 平等に訪れる死
 貧しい人の名はラザロ。名前の意味は「神が助けてくださる」。彼は,「罪人」の代表であり,神の救いを待ち望んでいた人であることが名前によって物語られています。この二人にも平等に死がやってきました。この箇所は,死後の世界をイエスが説明したものではありません。ここは,当時のユダヤ人が信じていた死後の世界を土台として,イエスがメッセージを伝えようとしている箇所です。当時の人々は,死後魂がハデス(陰府)に置かれると考えていました。そしてそれは天にある幾つかの層の一つと考えていました。パリサイ人は,自分だちが天で上の層に行くと考えていたのです。これでは天でも上下があり,この世とあまりかわらないようです。

3. 金持ちの願い
 金持ちはアブラハムに,ラザロを自分のところに送るように願いました。しかし,答えは冷たいものでした。ラザロをそこに送ることはできない。ここでイエスは,「死んだ後では,その生き方を訂正することはできない」そう言っておられるかのようです。金持ちは,これを聞いて違うリクエストをし始めます。それは,まだ生きている兄弟に,警告をしたいということでした。しかし,アブラハムはこう答えるのです。彼らには旧約聖書,つまり神が語り続けてきたみことばがあるではないか,と。

4. 聞き入れるということ
 金持ちはねばります。死者の警告を聞くならば,彼らは悔い改めるに違いない。最終的なイエスの答えはこうでした。もし,神の言葉に耳を傾けなければ,誰かが死人の中から生き返っても聞き入れはしない。自分の正しさから抜け出すことができなければ,神のことばを聞き入れることはできない。すでに必要なことは神から十分に語られているのです。

[考えるために]
 私たちは,神のことばを聞き入れているでしょうか?
 聞かない者やただ聞くだけのものになっていないでしょうか?

投稿者 mb-church : 2008年02月04日 01:17